手始めは動力選定から
さて、取りあえずRCテンション維持のために「京商F-16」に手を付けてしまおう。
ダクト機ってのは組上がってしまうとパワーユニットの交換が困難なので、ぜひ1発でキメたいもの。
ヘロヘロなダクト機ほど飛ばしていてツマラナイものはありませぬ。
よって動力源は慎重に選定せねば。
そうなると、キット同梱の標準パワーユニットである「ルマン・AP29L」じゃ、負け戦も同然。
なんたって今では希少な「ブラシモーター」ですからね。
しかもブラシ用のアンプなんて、今じゃ車用でしかお目に掛かれないシロモノ。
あえて「ニッカド+ブラシ」で当時感にこだわるのもアリだとは思うが、そんな精神的余裕は微塵もないので、この標準モーターは何の迷いもなくパス。
ありがたいことに、オクで入手したこのキットには、ブラシレス付きのダクトユニットが出品者からのオマケで同梱されていました。
せっかくだから喜んで活用することにしましょう~。
ただし、肝心のユニットのスペック情報が確認できないときた。
ユニットをバラしてモーター缶を見回してもKVなどの表記は一切なし。
完璧なまでの無印ユニット・・・どうしたものか・・・
そこで、アルファモデルの機体で世話になった「MP-JET」の55mmEDFと比較してみる。
MP-JETは3枚羽で3セル仕様だったが、今回のは2回り大きい70mm径の5枚羽。
機体自体がアルファモデルより大きく重くなるハズなので、元気よく飛ばすには4セルあたりが妥当だろうか?
飛ばないのもイヤだけど、機体が燃えるのはもっとイヤだし、電流計つないでベンチテストしてみるとするか。