旬の味覚を緊急配備
某ネットショップにて新発売になり、久々にピンときた機体なので動向が気になっていたところ、クラブで早くも現物を確認することができ、その出来の良さから益々購入意欲が高まった次第。
しかし、その頃には既に一次入荷分は完売になっており入荷待ち状態。
悶々とした日々が数週間続き、いよいよ精神状態が不安定になってきた頃、やっと二次入荷を確認できた瞬間に速攻でポチり完了~
RCファクトリィの板フォッカー。
有りそうで無かった三葉のファンフライで、おそらく赤男爵で有名なフォッカーDr1がモチーフと思われます。
翼幅は900mm程度で丁度良いサイズですが、マスが大きいため、実際にフライトを見た時の印象はタンスが飛んでいるような感じ。
私の目標はタタミを飛ばすことなので、機体選択の方向性としてはブレていないつもり。
無造作に詰められたEPP素材。
カラバリは3種類で、私は「赤表・黄裏 バージョン」を選択。
近頃のEPP機はプリントも凝っており感心しきり。
また、最近の製品では珍しく、すぐにゴミになってしまうサーボや動力系機材は一切含まれておりません。
さて、どうするか。
いつもなら、自動的に「長期熟成」か「漬け物」の2択になるのだが、まだ発売から日が浅い「旬の機体」なので、たまには旬の味覚を堪能してみるのも一考かなと・・・
そろそろ始めてみるか
新しい機体を手に入れたら、すぐにでも組み立てて一刻も早く飛ばしたいと思うのが普通だが、私の場合は取りあえず寝かせることから始めます。
場合によってはそのまま漬け物になってしまうこともしばしば。
しかし、いつまでできるか分からないラジコンですから、ひとつずつ片づけていかないと間に合わなくなりそうで、少し危機感を感じ始めた次第。
そこで、ブログ復活記念機として入手した「狭小 F-16ファイティングファルコン」
機材関係はすべて揃っているので、いつでも製作開始OKだったのですが、テンションが微動だにせず放置状態で3カ月経過。
だいぶ熟成が進んできたので、いよいよ手を付けることにしました。
2分割胴体の片側にEDFユニットとアンプを装着。
狭小のキットですから、削ったり埋めたりなどの修正は想定済み。
しかし、何となく心配になったので組立説明書を一通りチェックしてみると・・・
なんと、胴体を貼り合わせた後でエレーベーターサーボを取り付けろとの指示。
胴体を合わせたら配線できないっつーの!
危うくダマされるところだった・・・
狭小の場合、たまにコレがあるから侮れません。
サーボや電源のコードの取り回しを充分に確認して合体準備OK!
合体完了~
胴体の貼り合わせは微調整しながら慎重に行うため、5分間エポキシはNG。
接着剤はもちろん、てらてっくさんオススメの「スーパーX」で~
マスキングテープで位置決めした状態で一晩放置。
余談ですが、この機体用に新調したリボのコネクターがXT60が装着済みなので、この機体から「XT60化」を進めていこうかなと。
ディーンズT型よりもハンダ付も楽だし、指もスベらないし快適~
さて、シーズン中に完成できるかな~
決断の時は近いか
先日、通勤車がひとつの節目を迎えました。
2000年式なので、16年掛かって150,000kmに到達。
とは言っても中古機なので、そのうち自分の走行分は100,000km余りですが。
最近の国産車なら150,000kmなど通過点に過ぎないハズですが、この車両の場合は少々事情が異なるようで、どうやら難しい判断を下す時が来たようです。
昨年あたりから動力用のニッケル水素バッテリーの制御に異常が見られ、頻繁に「上方補正」や「下方補正」が入るようになり、今年の秋に入ってからはIMAランプが点灯するようになりました。
IMAランプが点灯すると、ハイブリッドの命ともいえる「アシスト」と「回生ブレーキ」が機能しなくなるので、ただのかったるいエンジンカーになってしまいます。
しかもCVTの減速比やプログラムがモーターアシストを前提とした設定になっているので、ただの1000ccエンジン車よりも確実に遅くなります。
ただ遅く燃費が悪くなるだけならまだしも、本車はオルタネーターを持たず、DC-DCコンバーターでIMAバッテリーと補機用バッテリーの間で電気のやり取りをしており、その機能も断たれると補機バッテリーはいずれアガってしまうことになります。
IMAランプが点灯するたびにボンネットを開けて、ヒューズを抜いてリセットを掛けるとハイブリッドシステムが一時的に復活しますが、それも数時間から1日持つのが良いところ。
また点灯してはリセットの繰り返しで、そろそろ疲れてきました・・・
実は3年ほど前にも同様の症状が出たため、大枚はたいてIMAバッテリーを交換し「あと10年は心配ないな~」と思っていたのにこの有様・・・
さすがに旧世代のニッケル水素バッテリーを再び気絶しそうな価格で交換する気にもなりません。
この車両を客観的に評価すると、実験的な色合いの濃い車両とは言え、至る所に詰めの甘さ見られ、ハッキリ言って「工業製品」としては落第と言えるでしょう。
とは言っても、NSXに続くオールアルミモノコックや独特の空力ボデーなど、カナリ気合の入った設計は充分にマニア心を満たしてくれたのも事実。
しかし、ほぼ同じ時期に発売されたヲヨタのP車が今でも問題なく走っているところを見ると、企業力の差を改めて感じますね。
でも、このデザインがあったからコレにしたんだよな~
ちょうどいいサイズと2シーターのパーソナル空間。
低い着座位置がもたらす独特の安定感と身のこなしの軽さ。
生活感を感じない雰囲気がお気に入りでした。
いっそハイブリッドではなく、単なるリッターカーだったらまだまだ乗り続けられたのに、残念・・・